NETGEAR WAG511 v2 を入手

インターネット・オークションにてネットギアの無線 LAN アダプタ WAG511 v2 を入手しました。

今回入手したネットギア WAG511 v2 です。

概要

一般的なカードバス方式の無線 LAN アダプタです。無線 LAN 特性は、2.4GHz 帯と 5GHz  帯の IEEE 802.11 a/b/g 対応となっています。チップセットには Atheros 社のものが使用されており、Debian 標準の ath5k ドライバで、2.4GHz 帯も 5GHz 帯も通信できました。

ネットギア WAG511 v2 の表面です。
ネットギア WAG511 v2 の裏面です。

外観は、以前紹介した Proxim 8480-JP と色違いのものです。なお本機(WAG511 v2)のデバイス ID と Proxim 8480-JP のデバイス ID は、共に 168c:0013 となっています。内部は全く同じハードウェアのようです。

Proxim 8480-JP 無線 LAN アダプタを入手
http://near-unix.blogspot.jp/2015/04/proxim-8480-jp-lan.html

動作確認

Debian Jessie が稼働しているパソコンへ装着して動作確認を行いました。上記のとおり Debian 標準の ath5k ドライバ・モジュールで 2.4GHz 帯も 5GHz 帯も動作しました。

動作中の WAG511 v2 の様子です。
二つの LED ランプが通信状況に合わせて同時に点滅します。
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FON2303D とウェブカメラで無線 LAN 監視カメラへ

FON2303D の使い道を求めてウェブカメラを取り付けて、監視カメラへ仕立ててみました。

FON2303D には USB ポートが設置されています。今までは、ここへ USB メモリなどのストレージ類を装着してネットディスクとして活用を図ってきました。今回は新しいチャレンジとしてウェブカメラを装着してみました。

FON2303D へウェブカメラを取り付けて監視カメラとしたところです。

ウェブカメラの認識

FON2303D へインストールしている OpenWrt Chaos Calmer 15.05にウェブカメラを認識させました。必要なカーネル・モジュール類をインストールしました。なおインストールにあたって FON2303D の OpenWrt を初期化しておきました。ここでは、UVC タイプのウェブカメラの使用を想定しています。

# opkg update
# opkg install kmod-video-uvc

今回使用したウェブカメラはバッファロー BSW13K06H です。デバイス ID が 058f:3831 となっており Alcor Micro Corp の製品のようです。メーカや外観は異なっていても、内部のカメラユニットを他社のものからそのまま利用している製品が多いようです。

このウェブカメラを USB ポートへ接続すると /dev のところへ video0 が発生して、ビデオ画像を入力できるようになりました。

# ls /dev | grep video0
video0

なお他のウェブカメラとしてバッファロー BSW3K04H (093a:2620)も使用してみましたが、認識させることができませんでした。このウェブカメラのデバイス ID (093a:2620)でネット上を検索してみると、数多くの情報を発見することができましたが、カーネル・モジュールの kmod-bideo-gspca-pac7311 (pac7302) のインストールでは解決できませんでした。

監視カメラ・ソフトウェア motion のインストール

監視カメラとして動体検知機能のある motion をインストールしました。以前にも少し motion を使って遊んだことがあったため、迷わずこの motion を使用しました。

# opkg install motion

なお動体検知を行ったときに連続した静止画を動画にする ffmpeg をインストールしていません。FON2303D には 8MB のフラッシュメモリが搭載されていますが、4MB 超の ffmpeg (Full) をインストールすることが出来なかったためです。このことから動画作成は行わないこととしました。

motion の設定

インストールの終わった motion の設定を行いました。
設定ファイルが /etc/motion.conf としてインストールされています。この場所は標準的な motion の設定ファイルの場所(/etc/motion/motion.conf)ではないため、移動させておきました。

# mkdir /etc/motion
# mv /etc/motion.conf /etc/motion/

設定ファイルにはいくつもの設定項目が存在しますが、次の二つの項目だけは “on” から “off” へ変更しておきます。これで他のパソコンから現在の画像を閲覧したり、ブラウザ上から各種の設定が行えるようになります。その他の設定項目についてはネット上を「motion.conf」などをキーワードにして検索してください。

vi /etc/motion/motion.conf

stram_localhost off
webcontrol_localhost off

動作確認

motion を起動させます。

# motion

パソコンのブラウザから FON2303D の IP アドレスの 8081 ポートへアクセスして、現在の画像が閲覧できるか確認してみました。ポート番号を指定する場合には、IP アドレスの後ろにコロン ” : “ を挟んでポート番号を記述します。

motion の設定をブラウザ上から行うときには FON2303D の IP アドレスの 8080 ポートへアクセスします。

無線 LAN で接続

有線 LAN からのアクセスではなく、無線 LAN を経由して画像を送信できるようにします。方法は、以前行った中継器(リピータ)の設定をそのまま行っただけです。この記事では中継器(リピータ)の設定方法は割愛します。

FON2100E をリピータ(中継器)にしました
http://near-unix.blogspot.jp/2016/02/fon2100e.html

画像をネットディスクへ保存

動体検知した画像を保存するには FON2303D の RAM やフラッシュメモリは小さすぎます。そこで我が家の LAN 内にあるネットディスク(SAMBA)へ画像を保存させることとしました。

ネットディスクへ画像を保存するために必要なカーネル・モジュール類をインストールしました。

# opkg install kmod-fs-cifs
# opkg install kmod-nls-utf8 kmod-nls-base kmod-crypto-hmac kmod-crypto-md5 kmod-crypto-misc cifsmount

起動時に自動的にネットディスクへ接続できるように設定しました。一般的な Linux システムでは fstab で設定するところですが、私は上手く fstab で設定することができなかったため hotplug のシステムで接続するようにしました。以下の OpenWrt の掲示板を参考にしました。

Fstab not mounting cifs at boot or through CLI (Page 1)
https://forum.openwrt.org/viewtopic.php?id=32812

hotplug のスクリプトを “21-cifs-mount” として、以下のようにスクリプトを作成しました。ネットディスクのマウントポイントは /cifs としてあります。

# vi /etc/hotplug.d/iface/21-cifs-mount
#!/bin/sh
# This script is executed as part of the hotplug event with
# HOTPLUG_TYPE=iface, triggered by various scripts when an interface
# is configured (ACTION=ifup) or deconfigured (ACTION=ifdown).  The
# interface is available as INTERFACE, the real device as DEVICE.

[ “$DEVICE” == “lo” ] && exit 0

[ -f /etc/functions.sh ] && . /etc/functions.sh

#/usr/bin/logger hotplug.d iface : ACTION=$ACTION INTERFACE=$INTERFACE DEVICE=$DEVICE

case “$ACTION” in
  ifup)
    if [ “$DEVICE” == “wlan0” ]; then
      /bin/mount -t cifs //ネットディスク IP アドレス/共有名(/ディレクトリ名) /cifs -o user=’ユーザ名‘,password=’パスワード
    fi
    ;;
  ifdown)
    if [ “$DEVICE” == “wlan0” ]; then
      /bin/umount  /cifs
    fi
    ;;
esac

(注意)このスクリプトでは中継器の設定がしてあることを前提にしています。有線 LAN で接続するときには、スクリプト中の wlan0br-lan へ変更してください。

ネットディスクのマウントポイントの /cifs を作成しました。

# mkdir /cifs

設定が終わったところで FON2303D の電源を遮断した後、再度投入して、/cifs へネットディスクの所定のディレクトリがマウントされているか確認しました。

# df
Filesystem           1K-blocks      Used Available Use% Mounted on
rootfs                    4672      1008      3664  22% /
/dev/root                 2304      2304         0 100% /rom
tmpfs                    30856        60     30796   0% /tmp
/dev/mtdblock6            4672      1008      3664  22% /overlay
overlayfs:/overlay        4672      1008      3664  22% /
tmpfs                      512         0       512   0% /dev
//netdisk/share/motion
                     1888130732 1542057080 195023196  89% /cifs

動体検知で確認

再度 motion を起動させます。

# motion

ウェブカメラの前で手を振るなどして動体検知に検出されるようにします。これでネットディスクの所定の場所へ保存されることを確認しました。

動作確認が出来たところで、motion をバックグラウンドで動作するように設定しました。これで次回以降 motion を起動させるとバックグランドでデーモンとして動作します。

# vi /etc/motion/motion.conf

daemon on

この記事では motion の起動を手動で明示的に起動させることとしています。自動起動させる場合には、起動スクリプトを作成してください。

PLANEX GW-USMicroN2W を入手

プラネックス社の無線 LAN アダプタの GW-USMicroN2W をインターネット・オークションにて入手しました。実際のところ、無線 LAN ルータの MZK-WNH とのセット品のものでした。子機が欲しいために親機とのセット品を落札してくるという状況がこのところ続いています(苦笑)。そのため親機の MZK-WNH が増えています。

今回入手した PLANEX GW-USMicroN2W です。二個入手しました。
GW-USMicroN2W は無線 LAN ルータ MZK-WNH とのセット商品でした。
どんどん増えてゆく無線 LAN ルータの MZK-WNH です。

概要

いわゆる小型の USB 無線 LAN アダプタです。2.4GHz 帯の IEEE 802.11 b/g/n に対応しています。内部には Realtek 社のチップ(RTL8188SU)が搭載されています。我が家では、小型の 11n 対応の無線 LAN アダプタの多くが Ralink 社のチップを搭載されていることが多かったことから、Realtek 社のチップは珍しいものとなりました。

動作確認

まず最初に GW-USMicroN2W の内部で使用するファームウェアのインストールを行いました。Debian Wiki を参考にしてインストールしました。なおデバイス ID (2019:ed16)はすでにドライバ・モジュールに登録済みとなっていました。

rtl819x – Debian Wiki
https://wiki.debian.org/rtl819x
https://wiki.debian.org/rtl819x#Debian_8_.22Jessie.22

# aptitude update
# aptitude install firmware-realtek

ファームウェアのインストールが終わったところで、GW-USMicroN2W を USB ポートへ装着すると動作しました。無線 LAN 通信は、問題なく動作しました。だたし気になる点としては、GW-USMicroN2W 本体が比較的暖かくなることでした。小さな筐体のため放熱が良くないようです。

動作中は本体先端の内部に埋め込まれた青色 LED が点滅するようになっていました。

動作中の GW-USMicroN2W の青色 LED の点灯の様子です。

I-O DATA WHG-AGDN/US を入手

アイ・オー・データの無線 LAN アダプタの WHG-AGDN/US を入手しました。

今回入手した WHG-AGDN/US です。

概要

デザインがとても素っ気ないもので、底面部分のみに必要最小限度の表示がされています。事情によってメーカ名などが表示出来ない、いわゆるノーブランド品として流通している商品のようにも見えました(笑)。とにかくアイ・オー・データらしくないデザインでした。
無線 LAN 機能部分は 2.4GHz 帯と 5GHz 帯の両対応で IEEE 802.11 a/b/g/n となっています。

I-O DATA WHG-AGDN/US の外観です。
表面には一切の表示がありません。
I-O DATA WHG-AGDN/US の底面です。
一般的な商品ラベルが貼り付けられていました。

動作確認

とりあえず Debian Jessie が動作しているパソコンへ装着してみました。rt2800usb のドライバによって動作を開始しました。ドライバにデバイス ID (04bb:0944)が登録されていました。2.4GHz 帯も 5GHz 帯も問題なく通信ができました。ただ入手した個体独自の現象なのかもしれませんが、動作中は断続的に「チーーーー」と、いわゆる「鳴き」が発生していました。

rt2800usb  ドライバで動作するデバイスを初めて使用する場合には、事前に本機の内部で使用するファームウェアのインストールが必要です。

rt2800usb – Debian Wiki
https://wiki.debian.org/rt2800usb

# aptitude update
# aptitude install firmware-ralink

動作中には、本体に設置されている青色の LED ランプが点滅していました。

通信中は青色ランプが点滅して通信を知らせてくれます。

NETGEAR GS108 の電源ジャックのセンターピン対策

一部のパソコンで通信が突如出来なくなってしまいました。原因を探るとネットギア製のイーサネット・スイッチ GS108 の電源が落ちていました。背面にある電源ジャックに刺さっているプラグを触ると電源が一時的に復活するのですが、再び電源が落ちる状態となってしまいました。いわゆる電源ジャックのセンターピンの接触不良が発生していました。

電源ジャックのセンターピン対策を行った GS108 です。

分解と修理

金属筐体を開いて中のボードの様子を確認してみました。電子部品などに損傷はなく、単純な電源ジャックのセンターピンの接触不良のようでした。

蓋を開いた GS108 です。
GS108 のボードを取り出したところです。

いつものように電源ジャックのセンターピンへリード線をハンダ付けした後、近くの電源ラインにつながっている電子部品の足へリード線のもう片方をハンダ付けしました。

GS108 の電源ジャックのセンターピン(背面)の様子です。
端子やラグ板は綺麗ですが、接触不良なのです。
電源ジャックのセンターピンへリード線をハンダ付けして、導通を確保しました。

これで差し込んだ電源プラグを揺すっても電源が落ちることはなくなりました。

電源ジャックのセンターピン対策を行って動作試験中の GS108 です。

もう一台、同じ NETGEAR GS108 を所有しています。電源ジャックのセンターピンの接触不良は発生していませんが、予防処置としてリード線のハンダ付けを行いたいと思っています。