Debian Jessie へアップグレード

4月25日に Debian 8 Jessie がリリースされました。早速我が家でも試しに Debian 7 Wheezy から Debian 8 Jessie へアップグレードを行ってみました。いきなり仕事用のパソコンで行うと大変なことになりそうなので、ThinkPad コレクションの中から あまり使用していない機種の ThinkPad R51e で試験的にアップグレードを実施しました。

Debian Jessie へアップグレード作業手順

以前 Debian 6 Squeeze から Debian 7 Wheezy へアップグレードを行った方法に習って作業を行いました。

debian wheezy へアップグレード
http://near-unix.blogspot.jp/2013/07/debian-wheezy.html

結論から述べますと、この Squeeze から Wheezy へのアップグレードへの手法で問題なくアップグレードが可能でした。

作業手順は前回同様に次の手順となります。

  1. /etc/apt/sources.list の編集
  2. apt-get update
  3. apt-get upgrade
  4. apt-get dist-upgrade

1. /etc/apt/sources.list の編集

/etc/apt/sources.list の中の wheezy を jessie へ変更します。

# vi /etc/apt/sources.list

vi エディタを使用の場合、次のコマンドで一括変換が可能です。

:%s/wheezy/jessie/g

なお私の場合には Iceweasel (Firefox) のために  mozilla.debian.net をリポジトリとして設定していました。mozilla.debian.net では、Jessie への対応が行われていないようで、現時点ではリポジトリを取得できないことから行頭に “#” を追加して、コメントアウトしておきました。
[追記 2015-05-15]  mozilla.debian.net のリポジトリが Debian Jessie に対応しました。コメントアウトの必要はなくなりました。

# deb http://mozilla.debian.net/ jessie-backports iceweasel-release

2. apt-get update の実施

アップグレードに apt-get 派と aptitude 派が存在しているようですが、システムアップ・グレードのときには apt-get の方が問題が発生しにくいようです。以下は apt-get で記述しています。

# apt-get update

流れてゆくメッセージの中にエラーがないかよく観察しておきましょう。問題があればリポジトリ先の見直しなどを行ってください。

3. apt-get upgrade の実施

apt-get upgrade で周辺部のシステムのインストールから始めます。

# apt-get upgrade

アップグレード: 648 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 742 個。
251 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 69.2 MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? —– [リターン・キー]
changelog を読んでいます… 完了
ここで変更部分の案内が表示されますが、”q” キーで抜けてください。すると自動的にアップグレード作業が継続します。

アップグレードの途中で次のようにデーモンの再起動についての問い合わせがありましたが、[Yes] として、その後の作業でデーモンの再起動で問い合わせをすることなく、再起動させながらの作業を継続させました。

(参考)我が家の ThinkPad R51e では、ここで一時間ほどの時間がかかりました。

4. apt-get dist-upgrade の実施

apt-get dist-upgrade でシステムの中心部の変更を行います。

# apt-get dist-upgrade

アップグレード: 740 個、新規インストール: 669 個、削除: 47 個、保留: 2 個。
992 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 973 MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? —– [リターン・キー]
changelog を読んでいます… 完了
ここで変更部分の案内が表示されますが、”q” キーで抜けてください。すると自動的にアップグレード作業が継続します。

(参考) 我が家の ThinkPad R51e では、ここで二時間ほどの時間がかかりました。

5. 再起動と動作確認

私の環境では、アップグレードを行ったあとは、文字化け状態となっており、再起動が通常方法ではできませんでした。そこで端末上からリブートさせました。

# reboot

マシンの再起動で最初に眺める GRUB2 の画面が今までものとは設定が変更になったようで、違和感を感じました(笑)。
そして GDM のログイン画面でも軽い衝撃を受けたあと、Gnome3 のデスクトップ画面の背景が Wheezy の強く主張した Debian のグルグル・デザインから控えめなものになっていて、心休まるデザインで安心しました(笑)。
新しくなった Debian Jessie を使っての印象ですが、「良くも悪くも変わっていない」、そして細部が見直されたという印象でした。

これからしばらく この ThinkPad R51e で Debian Jessie を運用して、我が家での設定の見直しポイントなどを洗い出して、今後行う他のマシンでのアップグレードに備えようと思っています。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中