ThinkPad 560 の PC カードを認識

ThinkPad 560 の PC カードが使えるようになりました。

次の URL を参考にしました。ブログ主さんありがとうございます。

IBM ThinkPad 560 に Debian をインストール
http://www.namazu.org/~tsuchiya/debian/tp560/

どうも debian sarge などの linux-kernel 2.4 では、PC カード(PCMCIA)のモジュールに pcmcia_core が使用されているようで、これとは異なる pcmcia-cs のモジュールが必要でした。Intel i82365 と互換品のはずの Cirrus Logic CL 6729 ですが、何故か pcmcia_core と相性が悪いようです。
 この CL6729 に対応できる pcmcia-cs のモジュールは debian sarge のパッケージ(pcmcia-cs_3.2.5-10_i386.deb)として用意されています。私の場合他のマシンでダウンロードしたものをフロッピーディスク経由で ThinkPad 560 へ持ってきて、インストールを行いました。もちろん排他的インストールのため pcmcia_core は、インストール途中の削除の問い合わせに Yes としてアンインストールしておきます。

この pcmcia-cs のパッケージをインストールした後、/etc/default/pcmcia を修正します。二ヶ所の太字部分が修正したところです。

#
# This file was automatically generated during the Debian installation
#
PCMCIA=’yes’
#
# Should be either i82365 or tcic
#
PCIC=“i82365”
#
# Put socket driver timing parameters here.
#
PCIC_OPTS=“poll_interval=100 irq_list=3,10”
#
# Put pcmcia_core options here.
#
CORE_OPTS=””
#
# Put cardmgr options here.
#
CARDMGR_OPTS=””

これで ThinkPad 560 を再起動させてみました。起動途中にビープ音を発しながら有線LANカードを認識してくれました。もちろん家庭内LANへの接続もできました。

Linux Kernel 2.4.系で PC カードの問題があったときには参考にしてみてください。

ThinkPad 560 へ debian sarge をインストール

何をやっても上手く行かない ThinkPad 560 ですが、ようやく光が見えてきたようです。

現在はハードディスクへ直接 debian sarge をインストールしたもので起動できることを確認できました。

この debian sarge は、かつてこのブログで紹介した ThinkPad 535X へインストールしたものをハードディスクの内容をコピーして使用しています。一緒に MS-DOS とフルインストールした Puppy Linux 4.3 も一緒にコピーしました。

一番最初のパーティションへコピーした MS-DOS はちゃんと起動することができましたが、6GB のハードディスクの後ろのパーティションへコピーした Puppy Linux はハードディスクの壁のためか vmlinuz を呼び出すことができませんでした。ThinkPad 560 のハードディスクの壁はどこにあるのでしょうか?論拠はありませんが 4GB 付近のように感じます。ThinkPad 560Z だと 8GB にあることはネット上に情報がありましたが、私の ThinkPad 560 も BIOS のアップデートをするとハードディスクの壁が 8GB になるのかどうかは不明です。

debian sarge で起動することが出来た ThinkPad 560 ですが、さすがに遅いです。X の GUI 環境では無理があるようです。そして mozilla を立ち上げて少し操作するとメモリ不足(EDO 80MB)のためかシステムがダウンしてしまいます。どうも CUI 専門機として使用するほうが良いようです。

今回こうして無事 debian sarge を起動させることができましたが、大きな問題が一つあります。それは PCMCIA の PC カードが動作していないことです。yenta_socket のモジュールが上手く組み込めないようです。

実はこの debian sarge をハードディスクへコピーインストールする前に、BG-Rescue Linux 1.0.0 を使って、ハードディスクの交換をする方法ではなく直接有線LANを経由してコピーをしようとしていました。しかし BG-Rescue Linux も debian sarge と同様に yenta_socket のモジュールの組み込み異常で PC カードが使用できなくなっていました。そのため有線LAN経由でのコピーインストールが出来ませんでした。

なお PC カードについては MS-DOS 環境でちゃんと有線LANの接続が出来ることを確認できましたので、ハードウェアには問題は無いようです。これから調査をしてゆきたいと思っています。

debian sarge のコピーインストールで一つ問題解決したものがありました。それは /var のディレクトリが肥大化していてハードディスクを圧迫していたことでした。/var/log/ksymoops に一度では消去しきれないほどのファイル(***.ksyms、***.modules)がたまっていました。ksymoops というソフトウェアが使用するディレクトリらしいのですが、この ksymoops はインストールされていませんでした。起動中に insmod 辺りがここへファイルを作っているようでした。この /var/log/ksymoops のディレクトリそのものを消去すると、もうファイルは作られることは無くなり、ハードディスクの圧迫も解消されました。

icedove 10.0.12 の日本語化

先日アップグレードを行った icedove 10.0.12 ですが、まだ debian squeeze の backports へ日本語パックが到着していないため、英語表記のまま使用していました。このままでも問題はないのですが、念のため日本語化を行ってみました。日本語表示が必要な読者さんは参考にしてください。なおこの方法を使用しなくても、いずれ debian squeeze の backports へ日本語パックは到着すると思いますので、それまで待つ選択肢もあります。

日本語化は日本語パック(langpack-ja@thunderbird.mozilla.org.xpi)をインストールする方法です。

debian sid の日本語パックのパッケージをダウンロードして、そのパッケージの中から日本語パックを抽出してインストールしました。単純に dpkg -i で sid のパッケージをインストールすることも出来ますが、後日のパッケージの管理のことも考えると icedove のアドオン形式でインストールした方が後腐れがないと思っての判断です。

次の URL から sid の icedove の日本語パックをダウンロードしました。

パッケージ: icedove-l10n-ja (1:10.0.11-1)
Icedove 用日本語パッケージ
http://packages.debian.org/ja/sid/icedove-l10n-ja

このページの下の方にある「icedove-l10n-ja のダウンロード」の項目からアーキテクチャ「all」をクリックすると各国のダウンロードサイトへリンクのページへ移行します。ここから手近なアジアの日本のサイトなどからダウンロードします。

ダウンロードされるファイルは「icedove-l10n-ja_10.0.11-1_all.deb」というパッケージです。このパッケージを gnome のファイル・ブラウザの Nautilus で開くと書庫マネージャの File Roller で内容を表示してくれます。ここから次のディレクトリを辿って日本語パックを解凍させます。

/usr/share/icedove/extensions/
langpack-ja@thunderbird.mozilla.org.xpi

解凍された日本語パック(langpack-ja@thunderbird.mozilla.org.xpi)を icedove へインストールします。「menu」>「Tools」>「Add-ons」と辿ってアドオン・マネージャのページへ移行します。そこで右上の検索窓の左側にあるツールアイコンをクリックして「Install Add-on From File…」を選択します。するとアドオンを選択する画面が表示されますので、ここで先ほど解凍した「langpack-ja@thunderbird.mozilla.org.xpi」を選択してインストールします。

インストールが完了すると icedove の再起動を 求められますので、 icedove の再起動を行います。

再起動が完了すると表示は日本語に切り換わっています。

ThinkPad 570 の CF ドライブ化 失敗?

CF-IDE44 のアダプタを使って ThinkPad 570 の CF ドライブ化を行ってみました。表題のとおり、ハードディスクの代わりに CF カードは使えませんでした。

CF-IDE44 のアダプタがきっちり接続しているか?確認できるように ThinkPad 570 を分解して CF-IDE44 のアダプタを接続しました。

ThinkPad 570 の電源を投入して BIOS の設定画面を確認すると、ThinkPad 240 と同様に CF カードを認識していないようです。

そしてそのまま ThinkPad 570 を起動させてみましたが、OS が見つからないとして起動しませんでした。やはり CF カードは認識出来ていないようです。念のため CF-IDE44 のアダプタは、リビジョン V.B1 と V.H2 の二つで行ってみましたが同様の結果となりました。

同時期の製品の ThinkPad 535X ではちゃんと CF カードをハードディスクとして認識しているだけにとても残念でした。

CF-IDE44 変換アダプタ購入

CF カードを 2.5 inch ハードディスクと同じ 44 ピンコネクタへ変換するアダプタを購入しました。以前にも購入していたものと違ったものが届きました。

写真の左は今回購入した CF-IDE44/2.0mm ADAPTER V.B1 です。右側は以前購入した CF-IDE44/2.0mm ADAPTER V.H2 です。どうも最後の V.B1 や V.H2 はリビジョン番号のようで、今回購入した V.B1 の方が古いものの商品のようです。

この二種類のアダプタの大きな違いは44ピンコネクタの取り付け方法です。 V.B1 では L 字型に44ピンのコネクタの足を曲げて取り付けてあります。しかし V.H2 ではプリント印刷基盤へ44ピンの足を挟み込むようにして取り付けてあります。

早速 CF カードを取り付けてパソコンへ組み込んでみようと思いました。小型の ThinkPad 240 を CF 化したいと思っていましたので、ThinkPad 240 のハードディスクと交換しようとしました。

しかし今回購入した V.B1 では、アダプタのプリント印刷基盤の裏側に飛び出した44ピンコネクタの足が邪魔をしてハードディスクを取り付けるコネクタへ接続することができませんでした。どうもこの44ピンコネクタの足の飛び出しが原因で新しく V.H2 が作られたのではないかと思いました。

そこで以前購入していた V.H2 のアダプタを取り付けてみました。すっきりと取り付けることができました。新しくこのアダプタを購入するときにはこのリビジョンの新しい V.H2 の方を購入した方が良さそうです。

CF カードを取り付けた ThinkPad 240 の電源を投入してみましたが、 BIOS でハードディスクと認識されておらず、当然中にインストールしてある Puppy Linux も起動することはありませんでした。ちょっと残念な結果となってしまいました。

今回アダプタは3個購入してしまいましたので、このまま破棄してしまうのももったいないので、プリント印刷基盤の裏側へ飛び出した44ピンコネクタの足をグラインダーで削ってみました。

慎重に何度も削れ具合を見ながらの作業を繰り返しました。本当はピンの足とプリント印刷基盤が面一(つらいち)の状態までにしたかったのですが、プリント印刷基盤のパターンも削り取ってしまいそうなので、ほんの少し足を残す程度まで削りました。

この足を削り取ったアダプタ V.B1 を再び ThinkPad 240 へ取り付けてみました。物理的に取り付けることはできましたが、CF カードをハードディスクとして認識してくれませんでした。ネット上では CF カードをアダプタ経由で取り付けている事例があるので何らかの原因があるのかもしません。

ThinkPad 560 の BIOS アップデートならず

キーボードを交換してパソコン本体の操作が出来るようになった ThinkPad 560 の BIOS をアップデートしようと試みました。表題のとおり BIOS のアップデートは出来ていません。

現在の BIOS の状況は「97H4075」です。

そしてシステム・ソフトウェアの状況です。

LENOVO 社のウェブサイトから ThinkPad 560 の BIOS のアップデートのデータをダウンロードしました。そしてフロッピーディスクへ書き込み、電源を投入して BIOS のアップデートプログラムが起動しました。

いつものように「2.システム・プログラムの更新」で BIOS をアップデートしようとしました。しかしバッテリーが弱っているために十分な充電容量が無く、アップデートが中止されてしまいました。

古い ThinkPad でありがちなことです。ThinkPad 535X でも同様な状態となりましたが、フラッシュメモリを書き換えるソフトウェアを直接起動させて書き換えに成功しています。そこでこの ThinkPad 560 も同様の方法を採りました。

日本語表示が出来るように設定した MS-DOS の起動ディスクを作成して、この MS-DOS の起動ディスクから ThinkPad 560 を起動させます。この後 BIOS アップデートのフロッピーディスクと交換します。この BIOS アップデートのフロッピーディスク上の「UPDTFLSH.EXE」を実行させました。しかし「システムプログラムがロックされています。」として BIOS の書き換えは行われませんでした。

ここで作業を中断しました。何かよい情報がないものかとネット上を検索してみましたが見当たりませんでした。BIOS のアップデートは現状で問題なければ無理に更新する必要のないものですので、バッテリーが無くても更新できる方法が見つかるまでは現状のまま使用することとしました。

icedove 10.0.12 へアップグレード

debian squeeze backports へ icedove のアップグレード(3.1.16 から 10.0.12 へ)が到着していました。

いつものようにアップデート・マネージャーで更新しました。

まだ日本語パッケージが出来ていないようでメニューの表記は英語となっています。しかしメールの本文はちゃんと日本語で表示されるので使用するには問題ありません。日本語のメニューや表記が必要な読者さんはアップグレードをしない方がよいかもしれません。

パッケージを検索すると icedove の日本語パッケージ(icedove-l10n-ja)が発見できすが、古いバージョンのパッケージですのでインストールは不可です。試しにインストールを行おうとしたところ次のようになり、中断しました。注意してください。

# aptitude install icedove-l10n-ja

以下の新規パッケージがインストールされます:
  icedove-l10n-ja{b}
以下のパッケージが削除されます:
  libmozjs16d{u} libmozjs17d{u} xulrunner-16.0{u} xulrunner-17.0{u}
更新: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 4 個、保留: 0 個。
235 kB のアーカイブを取得する必要があります。展開後に 53.4 MB のディスク領域が解放されます。
以下のパッケージには満たされていない依存関係があります:
  icedove-l10n-ja: 依存: icedove (<= 3.1) [10.0.12-1~bpo60+1 が既にインストール済みです]
以下のアクションでこれらの依存関係の問題は解決されます:

     以下のパッケージを現在のバージョンに一時固定する:
1)     icedove-l10n-ja [インストールされていません]  

この解決方法を受け入れますか? [Y/n/q/?]q
これらの依存関係の問題を解決するための努力をすべて放棄します。
中断。