ノーブランド SATA-IDE 変換基盤

古いパソコンの活用のために通信販売で SATA と IDE とを相互に変換する基盤を購入しました。

取扱い説明書はなく、ネット上にも使用しているチップ(JM20330)の仕様書しか見当たらなかったので、備忘録をかねて記事にすることとしました。

これが JM20330 を使った SATA と IDE を相互に変換する基盤です。写真は表面の様子です。SATA と IDE を変換するコントローラチップの JM20330 が見えます。そして SATA コネクタが二つと IDE コネクタがあります。

これは変換基盤の裏側です。二つの SATA コネクタにはそれぞれ「IDE TO SATA HDD」と「SATA TO IDE HDD」のシルク印刷が施されています。

どちらにマザーボードのケーブルをつないで、そしてハードディスクへつなげば動作するのか不明でしたので、それぞれ実際につないで動作する接続を調査してみました。

以下が調査結果です。

(1)IED ハードディスクを SATA 接続でマザーボードへ取り付ける方法

変換基盤の IDE コネクタを IDE ハードディスクへ取り付けて、変換基盤の端にある「SATA TO IDE HDD」のコネクタとマザーボードの SATA コネクタをケーブルで接続します。動作中は電源の赤い LED ランプと一緒に黄色い LED ランプも点灯します。

(2)SATA ハードディスクを IDE 接続でマザーボードへ取り付ける方法

変換基盤の IDE コネクタをマザーボードの IDE コネクタへ接続します。そして変換基盤の中央部にある「IDE TO SATA HDD」のコネクタと SATA ハードディスクをケーブルで接続します。動作中は電源の赤い LED ランプだけが点灯します。

Linux 上で接続速度を調べてみましたが、UDMA5 までしか接続できないようでした。UDMA6 まで欲しいところでしたが、古いパソコンや古いハードディスクの活用のためのものなのでこれで十分なのかもしれません。

余談ですが、この変換基盤は2個同時に購入しましたが、1個は正常品でもう1個は不良品でした。不良品を正常品と比較しながら観察してみたところ、コントローラーチップのハンダ部分にブリッジがあるのを発見しました。ハンダごてを使ってこのブリッジを解消したところ正常に動作しました。どうも検査をすることもなく製造した製品を出荷しているようです。このノーブランド品を購入するときには注意が必要のようです。

最新の iceweasel へのアップグレード方法 [改訂版]

先日記述した iceweasel のアップグレードの方法(http://near-unix.blogspot.jp/2012/09/iceweasel-150.html)ですが、その後、他の debian squeeze がインストールされているマシンにおいてもアップグレードを行ってみたところ、上手くアップグレードすることができませんでした。依存関係の問題で、通常の squeeze-backports の バージョン10のものにしかアップグレードできませんでした。

無理にアップグレードを図ろうとするとデスクトップで必要な諸々のパッケージを削除してよいか?と尋ねてきましたが、到底受け入れられるはずもなく、アップグレードを中断せざるをえませんでした。以下のような感じです。

# aptitude install -t squeeze-backports iceweasel
以下の新規パッケージがインストールされます:
  libmozjs16d{a} libnspr4{ab} xulrunner-16.0{a}
以下のパッケージが更新されます:
  iceweasel
更新: 1 個、新規インストール: 3 個、削除: 0 個、保留: 112 個。
13.7 MB のアーカイブを取得する必要があります。展開後に 30.7 MB のディスク領域が新たに消費されます。
以下のパッケージには満たされていない依存関係があります:
  iceweasel-l10n-ja: 依存: iceweasel (< 10.0.9esr-1~bpo60+1.1~) [16.0.2-1~bpo60+1 がインストール予定となっています]
  libnspr4: 競合: libnspr4-0d (< 2:4.9-2~) [インストール済みの 4.8.6-1 に固定されています]
以下のアクションでこれらの依存関係の問題は解決されます:

     以下のパッケージを削除する:                     
1)     iceweasel                                     
2)     iceweasel-l10n-ja                             

     以下のパッケージを現在のバージョンに一時固定する:
3)     libmozjs16d [インストールされていません]      
4)     libnspr4 [インストールされていません]         
5)     xulrunner-16.0 [インストールされていません]   

この解決方法を受け入れますか? [Y/n/q/?] q — 中断

そこでネット上を検索してみると同様の問題にぶち当たっている人が多数いることが判明しました。みんな同じところでドツボにハマっているようです(笑)。

依存関係を解決しながらアップグレードをする必要があるらしく、私は次の方法で何とかアップグレードにこぎつけました。

まず xulrunner-**.* のアップグレードから行います。アスタリスク(*)の部分は上記の aptitude によるアップグレードを行おうとしたときに表示される xulrunner のバージョンを使用します。この xulrunner-**.* を aptitude ではなく apt-get を使ってアップグレードします。関連する3つのパッケージも一緒にアップグレードされてしまいます。

# apt-get install -t squeeze-backports xulrunner-16.0
パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています               
状態情報を読み取っています… 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
  libmozjs16d libnspr4 libnspr4-0d
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libmozjs16d libnspr4 xulrunner-16.0
以下のパッケージはアップグレードされます:
  libnspr4-0d
アップグレード: 1 個、新規インストール: 3 個、削除: 0 個、保留: 112 個。
11.6 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 26.8 MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]?

この xulrunner-**.* のアップグレードの後、いよいよ iceweasel のアップグレードを行います。インストールオプション(-t)には、squeeze-backports ではなく、mozilla.debian.net を使用しました。この事例では言語パック(iceweasel-l10n-ja)も一緒にアップグレードしました。

# aptitude install -t mozilla.debian.net iceweasel iceweasel-l10n-ja
以下のパッケージが更新されます:         
  iceweasel iceweasel-l10n-ja
更新: 2 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
2,476 kB のアーカイブを取得する必要があります。展開後に 3,684 kB のディスク領域が新たに消費されます。
先に進みますか? [Y/n/?]

これで最新の iceweasel へアップグレードをすることができました。メデタシ!

[注意] この記事では /etc/apt/sources.list の修正などは記述していません。以前の記事を参考にしてください。

asterisk 1.8.17.0 へアップグレード

先日 FreeBSD の ports へ asterisk 1.8.17.0 が到着していました。仕事の事情ですぐにアップグレードが出来なかったのですが、本日アップグレードを行いました。

いつものように portupgrade で更新をしました。asterisk 1.8.17.0 へのアップグレードが終了したところで通話テストを行ってみましたが私の環境では特に問題は見当たりませんでした。

iceweasel 16.0.1 へアップグレード

Windows 用の firefox が 16.0.1 へアップグレードをしていたので、そろそろ debian でも iceweasel のアップグレードが来るのではないかと期待していました。そしてアップグレードが到着していました。

iceweasel 本体と合わせて4つの更新とともにアップグレードをしました。

そして外観にほとんど違いが見られないが、確かに iceweasel 16.0.1 へアップグレードしていました。

iceweasel 15 とどのような違いがあるのか不明ですが、とりあえず順調に動作しています!

memdisk こんな便利なものが!

syslinux に同梱されている memdisk の話題です。

私はハードディスクのチェックなどで FeatureTool や DriveFitnessTest、HDAT2 などをフロッピーディスクの起動で使っていました。
フロッピーディスクからの起動というのも意外と便利なものでしたが、いかんせんフロッピーディスクからの読み出しの遅さから起動が完了するまでの時間にイライラすることもありました。
フロッピーディスクにインストールされているソフトウェアを取り出して、ハードディスクの DOS 上で起動させる方法も考えられますが DOS 環境の違いから上手く動作しないこともあったことから、ずっとフロッピーディスクからの起動で使用していました。

ここで memdisk の登場です。フロッピーディスクのイメージや CD,DVD の iso イメージをロードして、起動させることが出来ることを最近知りました。そこでいつも使うツールが入ったフロッピーディスクのイメージをハードディスク上に保存して GRUB(0.97) から起動させてみました。

いろいろ試行錯誤しながら各種のツールを GRUB から起動させることが出来るようになりました。以下は私の環境で上手く起動させることができた menu.lst の内容です。もし私と同じような悩みを持っている読者さんがいらっしゃいましたら参考にしてみてください。

詳しくは公式ウェブサイトを参考にしてください。
http://www.syslinux.org/wiki/index.php/MEMDISK

menu.lst

title HGST FeatureTool
   root (hd0,1)
   kernel /memdisk
   initrd /ftool_215_install.IMG

title HGST DriveFitnessTest
   root (hd0,1) 
   kernel /memdisk
   initrd /dft32_v416_b00_install.IMG

title HDAT2
   root (hd0,1)
   kernel /memdisk
   initrd /HDAT2ALL.IMG

注:この例では /dev/sda2(ext2) へフロッピーディスクイメージを保管しています。

この memdisk のおかげで、フロッピーディスクの差し替えや起動待ちの時間がなくなり、大変便利となりました。

(参考)
HGST のツール類はこちらから。URLが変更となっていることがあります。
http://www.hgst.com/support/index-files/simpletech-legacy-downloads

HDAT2 はこちらから。URLが変更となっていることがあります。
http://www.hdat2.com/