Logitec LAN-WN23/CB を入手しました。


300Mbps 通信に対応可能な Logitec 社の LAN-WN23/CB を入手しました。ヤフオクで新品未使用のものを落札しました。

早速無線LANカードだけを抜き出してまじまじと観察してみました。結構しっかりした造りとなっていて、アンテナ部分も少し大きめでしっかりしている感じで好印象でした。

早速動作チェックを行ってみました。いつもであればノートパソコンで行うところですが、今回は ubuntu 10.10 がインストールされている NetVista M41 Slim へカードバスのアダプターを取り付けて、このスロットに無線LANアダプターの LAN-WN23/CB を挿入してみました。


ubuntu 10.10 では何も手を加えることなくそのまま無線LANカードを認識をして通信を開始しました。lsmod で調べて見ると rt2860 のモジュールで動作していました。先日入手した Sonnet Aria Extreme N PCI と同様の無線LANチップを使用しているようです。同じチップを使用しているということは転送速度試験などでよい成績を上げてくれそうでした。

いつものように 100MB のバイナリデータを FTP 転送させてその転送速度を計測してみました。無線LANアクセスポイントにはいつも試験で使用している Linksys WRT54G を使用しました。

5回転送を行ってその平均を計算しました。結果は 802.11g の 54g クラスでは最高値の 2,723KB/sを叩き出しました。同じチップの Sonnet Aria Extreme N PCI では 2,484KB/s だったのでかなり高成績となりました。

また転送状況をパケットモニタで観察していましたが Sonnet Aria Extreme N PCI と同様に櫛状にデータの転送が途切れる部分がなく、とても滑らかに転送が行われている感じでした。


こうしてみると従来からの 54g 環境においてもこれらの 11n 対応の無線LANアダプタを採用するだけでデータの転送速度が向上することが解ります。

11n 対応の無線LANアクセスポイントを導入しても転送速度の向上が目覚しいものでなかっただけに、従来の 54g 対応の無線LANアクセスポイントのまま周囲の子機を 11n に置き換えて行き最後に親器の無線LANアクセスポイントを 11n に対応して十分な感じだと思いました。

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NEC VL370/4 へ ubuntu 10.10 をインストール (4)


一応 ubuntu 10.10 で動作するようになった NEC Valuestar VL370/4 の話題の続きです。

はっきり言って動作が遅いです。しかし CPU は Pentium 4 系の Willamette の Celeron 1.7GHz でそこそこあるはずです。しかし手元にある私の NetVista M41 Slim とどっこいどっこいの状況です。

参考として手元にある Pentium 4 (Willamette) の搭載された i850 チップで RD-RAM (400MHz) のマザーボードではこんなことはありません。そこそこ使えます。

YouTube などの動画を閲覧するとはっきりするのですが、画像がコマ落ちというより時折止まると表現した方がよい感じです。いったいどうしたのでしょうか?

grub のメニュー画面のところから ubuntu 10.10 の起動時間を比較しました。

 Valuestar VL370/4 57秒
 NetVista M41 Slim 53秒

何てことでしょう! Pentium 3 を元とした Coppermine の Celeron 1.1GHz に負けてしまっています。日本のパソコン界の雄の NEC がこれでよいのでしょうか!

ここで memtest86+ を使ってシステムの動作速度の様子を観察してみました。なんと! FSB が 100MHz (画面の表示上では 99MHz) しかありません。せめて 266MHz あっても良さそうなものなのですがどうしたのでしょうか。これが SiS マジックなのでしょうか。本当のところ最大値の 400MHz であって欲しいところでした。


これでは確かにこの二つのパソコンに大きな差が無くなってしまうのでしょう。ブート時間のように場合によっては負けてしまうことも発生するようです。

前述の YouTube の件も二つのパソコンで同じ画像を比較してもそれほど差があるようには思われず、私の頭の中に動作周波数の違いでプラシーボ効果によって若干スムーズに見える程度でしかりません。正直なところ差があるようには見えません。

ここで Valuestar VL370/4 の中にプリインストールされていた WindowsXP-SP3 と IE8 で同じ YouTube の画像を閲覧してみました。まだ WindowsXP の方がスムーズに見えます。しかしマウスのカーソルを単純に上下左右へ動かす(特に画像のアイコン上)と動作が一時期に停止するのが観測することができます。これは ubuntu 10.10 ではなかったことです。全般的に遅い感じの ubuntu と、マウスでも動作がコマ落ちする WindowsXP というところでしょうか。どっちにしても気持ちのよいものではありません。

ここで Live-CD の Puppy Linux 4.3.1 std で同じ YouTube の画像を観察してしましたが、ubuntu のときと変わらないようでした。どうもこの Valuestar VL370/4 の限界のようです。

こうしてみると CPU を生かすも殺すもチップセットしだいだと知ることができた貴重な体験だったと思います。ファンも小さく静かな Pentium 3 系の Coppermine と、ファンが大きくうるさく消費電力も多い Pentium 4 系の Willamette が同じ性能という現実。

この釈然としない状況をどう心の中で解決したらよいのでしょうか。

Pentium 3 系の第三世代の Tualatin が重用される理由も頷けます。

NEC VL370/4 へ ubuntu 10.10 をインストール (3)


前の記事からの続きです。

苦労して復旧した WindowsXP 領域と BIOS のアップデートにより、ubuntu 10.10 を再びインストールしてみました。

今度は BIOS がアップデートされているので問題は解決されているであろうことを期待しながら。

結果は以前と変わることなく起動時間がおよそ3分で、やはり write error が発生していました。

ここで再び RAID カード経由でハードディスクを接続してみました。

再び mbr 領域を破壊してしまったようで、以前のように BIOS のロゴマークのところでリセットを繰り返す状態となってしまいました。どうもこの RAID カードは mbr 部分を破壊してしまうようです。長く使っていなかったので、何らかの原因で壊れてしまったのかもしれません。もうハードディスクの破壊を防ぐためにもこの RAID カードは廃棄することとしました。

これで ubuntu 10.10 のインストールは振り出しに戻りました。しかし回復の手順が解っているので気分的には楽です。

testdisk で WindowsXP 領域を回復して、そして ubuntu 10.10 を再びインストールしました。もちろん起動に時間が掛かることやエラーは解決できません。

ここで前回の記事で書いた BIOS のアップデートのために一時的に使用した 20GB のハードディスクへ ubuntu をインストールしてみることとしました。今まで SiS のチップが問題の根本だと思っていましたがハードディスク側にも問題があるかもしれないと思ったからです。

この一連の作業で何度 ubuntu をインストールしたのだろうと思いながらインストール作業を行いました。そして 20GB のハードディスクから起動させてみました。

起動時間1分3秒、エラーなし。

一体どうしたことでしょう。容量の少ない古い、それもボールベアリングのうるさいハードディスクでは異常が発生しなかったのです。

ここで現在使用してきた 320GB のハードディスクを他のパソコンへ接続して動作などを調べてみました。smart情報も異常はなく、badblocks による試験も問題ないようです。badblocks による試験は時間が掛かるため途中で中断しましたがそれまでにはエラーはありませんでした。

ここまで来るとパソコンとハードディスクの組み合わせが悪い(相性問題)と判断できました。

もう疲れてきたので、このうるさいハードディスクを取り付けて動作させることで終了させる方向で友人をどう説得するか頭の中がいっぱいになっていました。

しかしこれで終わったら負けのような感じでしたし、ここまできたのだからともう少し原因追及をしてみることとしました。

問題はこの二つのハードディスクの違いは何か?という一点だということです。

まず容量が違います。BIOS のアップデートで本当に壁が無くなっているのかよく解りませんが起動するので問題はないようです。その他の違いは?と思ったところ、古い方は IBM 製で、新しいものは HGST 製です。どちらも HGST が作ったハードディスクの設定ソフトウェアのFeature Tools が使用できるのです。そこで内部の設定の様子を比較してみました。

ここで設定をいろいろ変更しては ubuntu を起動させることを繰り返しているうちに決定的なものをようやく発見しました。

それは UDMA の設定です。古い方は mode 5 (ATA100) までしか設定できませんが、新しい方は mode 6 (ATA133) まで設定できます。どちらもデフォルトで最高値が設定されています。新しいハードディスクの UDMA を mode 5 (ATA100) に設定しました。

これで ubuntu の起動を確認すると 57秒 と一気に短縮してしまいました。エラーも出ていません。

思い出すと write error は DMA 関係で発生していたので、やはりこの設定が問題だったようです。もしかして SiS 651 って UDMA 133 まで対応しているのでしょうか?それとも中途半端形で未対応なのでしょうか?

これで通常動作になったようなので、この状態のまましばらく ubuntu 10.10 の様子を観察したいと思っています。

しかし今回のインストールの長かったこと!

教訓
SiS 651 の場合、ハードディスクは UDMA100 に設定すること!

NEC VL370/4 へ ubuntu 10.10 をインストール (2)

自宅に持ち帰ったNEC VL370/4 を自宅にあるディスプレイやキーボードにつないで起動させてみたところ、なんとあの階調のおかしかった表示ではなく、ちゃんとした表示になっていて驚きました。どうやら表示の問題は本体に付属していた液晶ディスプレイに問題があったようです。

しかし xorg と xvesa で表示が異なっていただけに現時点ではまだ原因が分かりません。

そしてハードディスクの write error について調べるためにパソコンの蓋を開けて調べてみることとしました。

このパソコンは開ける場所が分かりにくい機種です。背面にあるスライドスイッチを解放側にして、前面(フロントパネル)と一緒につながっている本体カバーを前面側へスライドさせると開くことができます。


中を開けて IDE ケーブルの様子などを確認してみましたが、異常はないようです。ここで何度が起動させて時間を計測してみましたが、やはり2分50秒程度の時間でした。これではカップ麺が出来てしまいそうです。

ネット上を検索するとこの機種に使用されているチップセットは SiS 社の 651 ということが判りました。そして画像や音声、そしてハードディスクドライブ関係でかなり問題も出ているようです。かなり手強いものに ubuntu をインストールしてしまったようです。


そういえば先日の別の友人の NEC 製ノートパソコン LL370/E にも SiS のチップセットが使用されていて、Xorg で上手く描画が出来ない状態だったようです。マウスを動かすと動かした跡に軌跡が残る状況だったようです。しかし ubuntu 10.10 では問題なく表示されるようになったということでした。

どうも諸問題を解決するために ubuntu 10.10 へアップグレードするのが効果的ではないかと思いました。早速 ubuntu 10.04 がインストールされていた部分を潰して、新しく ubuntu 10.10 をインストールすることとしました。

結果ですが、表示部分については ubuntu 10.04 のときからちゃんと表示されているようなので特に差はありませんでした。そしてハードディスクの起動に時間がかかり、そして write error になってしまう問題は残念ながら解決できませんでした。どうもハードディスクの問題は根が深いようです。

そこで SiS のチップセットではなく RAID カードを取り付けて、この RAID カードからハードディスクを動作させれば何か解決策が見つかるのではないかと考えました。この RAID カード経由で上手く動くのであれば、このまま使用し続ければ良いわけですから。

そこで以前ウェブサーバーとして使用していたパソコンに取り付けてあった Iwill SIDE RAID 100 (chip:HPT370A) が使用されることなくホコリを被っていたのでこれを使用することとしました。もう使うこともないので友人にプレゼントするつもりでした。


これで起動させようとすると何と!まったく起動しなくなってしまいました。

NEC のロゴマークの表示があった後、RAID の BIOS の表示が終わると何とパソコンがリセットされて再びパワーオン直後の状態に戻って再び NEC のロゴマークが表示されることの繰り返しとなってしまいました。

 やっちまった!

ここは気持ちを落ち着けて RAID カードからハードディスクを外して再び本体にある IDE ケーブルに繋ぎ代えてみました。しかしこれでも上記と同様の動作を繰り返すようになってしまいました。

どうも mbr 領域かブートコードの入っている部分が最低でも壊れてしまったようです。

どうにか回復しないものか再び RAID カードへハードディスクをつないだり、本体へつないだりを繰り替えしましたが症状は収まることがありませんでした。

ここで partedmagic の Live-CD でパソコンを起動させると無事起動することが出来て、gparted でハードディスクの内容を確認すると二つのパーティションは無事のようでした。このときはハードディスクを本体の IDE ケーブルに接続して作業をしました。

testdisk コマンド使ってハードディスクの検査と復旧を試みてみました。
結果は NTFS 領域は上手く発見することが出来たようですが、ubuntu がインストールされた ext4 領域は変な形で復旧されることとなりました。ubuntu の部分については再びインストールすることとしてこれで再起動させてみることとしました。

testdisk は mbr 領域を復旧するにあたりブートコードの部分も修復するようで grub が削除されていました。そして電源を入れると WindowsXP が立ち上がろうとしました。しかし WindowsXP のロゴマークが表示された直後にパソコンがリセットされる状態となってしまいました。WindowsXP の領域も壊れてしまったかも!と思っていました。

しかし3年ほど前にこの 320GB のハードディスクをインストールするときに BIOS の壁のような症状があったことを思い出しました。2002年に発売されたパソコンのため もしかすると137GB を越えるハードディスクを BIOS が上手く認識できないという問題があるかもしれません。それもこの時には WindowsXP に 160GB の容量を割り当てていました。

そこで BIOS のアップデートは存在しないか調べてみました。BIOS のアップデートは存在しないようでした。しかしこの VL370/4 というパソコンは VL300/4 の量販店モデルであったことをやはりネット上で検索しているときに知りました。そこで VL300/4 で BIOS を探すと BIOS のアップデートが有るではありませんか!

これで BIOS の壁の問題も解決できるかもしれません。とりあえず現在の BIOS のバージョン(リビジョン)を調べてみると 213A1100 となっていました。アップデートの BIOS は 213A1400 となっていて、現在の BIOS より新しいもののようです。早速ダウンロードしてインストールしてみることとしました。


BIOS のアップデートは WindowsXP で行うように記述されていました。しかし WindowsXP が起動しない状態なので DOS 6.2 のブートディスクを作り、この中へアップデートを行う実行形式の BIOS ファイルを入れてアップデートを試みました。

当然と言えば当然なのですが、アップデートは行われずエラーで終了してしまいました。

そこで手元にある 20GB のハードディスクをこのパソコンへ接続して WindowsXP をインストールして、これを使ってBIOS のアップデートをしてみることとしました。WindowsXP のインストールは何年ぶりのことでしょうか。結構時間がかかり、WindowsXP が起動したところで BIOS アップデートを実行してみました。

な!な!なんと!「本アップデートはお客様のご使用環境をサポートしておりません」とつれない表示が(涙)。

これでは元々あった WindowsXP 環境も潰してしまうしか方法はないのか。悔し涙と苦労が報われなかったことに落胆してしまいました。

しかし BIOS の壁の問題があるとするならば、BIOS の壁に引っかからない容量に縮小してしまえばよいのでは!と閃きました。

再び partedmagic の Live-CD でパソコンを起動させて C ドライブ(/dev/sda1)の使用されている容量を確認しました。20GB 程度の使用でした。そこでこの C ドライブの容量を一気に30GB に圧縮することとしました。基本的に使用していなかったパソコンに念のために入れておく WindowsXP ですので残りの容量は少なくても大丈夫だと判断したからです。

先日の友人宅で gparted でパーティションの圧縮移動で10時間も時間が掛かっていたので、この圧縮作業でも時間が掛かると思っていました。しかしあっけなく15分ほどで終了しました。

C ドライブの圧縮が終了したところで再起動させました。すると先ほどまでの状況と変わりました。ブルー画面でハードディスクのチェックを開始し始めました。そしてこのハードディスクのチェックが終了すると一度リセットがかかり、再起動となりました。そして WindowsXP が起動しました。

もう壊れて使い物にならなくなったWindowsXP だと思っていただけに涙が出そうにうれしかったです。それはもう。

これで起動するということはやはり BIOS の壁があったのでしょうか?

せっかく立ち上がったので、ここで BIOS のアップデートを再び試みてみました。するとどうでしょう!こんどはちゃんとアップデートが実行されるではありませんか!このままアップデートを実行させました。

どうも NEC のプリインストールされた WindowsXP でないと BIOS アップデートが出来ないようです。


再起動のとき F2 キーを押して BIOS の設定画面に入ってバージョンを確認するとちゃんと 213A1400 になっていました。このバージョンで BIOS の壁が解消されたかについては検証していません。


長くなるので次の記事へ続きます。

NEC VL370/4 へ ubuntu 10.10 をインストール (1)


友人が所有している NEC VALUESTAR VL370/4 (Celeron 1.7GHz , mem=740MB , VL300/4 の量販店モデル) へ ubuntu 10.10 をインストールすることとなりました。しかし話がとても長くなるのでいくつかの記事に分けで書きたいと思います。

このパソコンは3年ほど前に私が整備したパソコンでした。ハードディスクの調子が悪くなり交換を兼ねて容量を増大 (80GB -> 320GB) とメモリの追加 (256MB + 512MB) を行っていました。

整備をする前後に新しいパソコンを友人が購入したことからこのパソコンはほとんど使用されることなく眠っている状態だったそうです。そこでこの有休中のパソコンの活用として ubuntu をインストールして使用することを提案したところ、これに賛同してインストールすることとなりました。ちょうど現在使用していたパソコンを gparted を使って容量変更している時間がたくさんあったものですから。

いつもメンテナンスで持ち歩く Live-CD のセットの中に ubuntu 10.04 TLS があったものですから、これをインストールしてみることとしました。

320GB のハードディスクはおよそ半分ずつに二つのパーティションに分割されていて、C ドライブには WindowsXP home がインストールされている状況で D ドライブは使用されていない状態でした。そこでこの D ドライブの部分へ ubuntu 10.04 をインストールしてみました。

特に問題なくインストールが終了したかのように思えました。しかし再起動のときにハードディスクの write error が DMA 関連で発生していることを示す表示がありました。また起動にも非常に時間が掛かる状況でした。後で起動時間を計測して分かったことですが2分50秒も時間が掛かっていました。Celeron 1.7GHz の CPU が搭載されているパソコンとしてはとても時間が掛かっていました。

さらにディスプレイの画面をみると絵柄は出ているのですが、何だか階調がおかしい状況でした。何が表示されているのかは分かるのですが、とても見難い感じでした。特に文字の部分などでは縁取りがあるような感じでした。

こんな状態になるとは思ってもいなかったためどうしたものかと思ってしまいました。

そこで Puppy Linux 4.3.1 の Live-CD で起動させてみると、どうもディスプレイ関係は xorg で表示させると上記のような表示になるようで xvesa だとまともな階調となることが分かりました。

作業はここで時間切れとなり、パソコン本体を預かって自宅で問題点の解決を図ることとしました。

partedmagic で Windows XP のハードディスク容量変更

先日友人よりパソコンの調子が悪いので診てほしいということで出かけました。

内容としては Windows XP のパソコンの動作が遅いということで 320GB のハードディスクの内容を調査すると C ドライブの残りが 5% 程度しかなく、フラグメンテーションも高い数値となっていました。しかしドライブに残り容量が少ないためデフラグが難しく、そしてすぐにフラグメンテーションが増加することが必至な状況でした。

そこで partedmagic のライブ CD で余裕のあった D ドライブを gparted で縮小して、C ドライブを拡大した後、デフラグを行うこととしました。NTFS のドライブを縮小して後ろ側に移動させるという処理はなかなか時間が掛かるものでおよそ10時間ほど必要としました。

この10時間というのは私がもちろん一緒に立ち会って計測した時間ではなく、予想終了時間などから作業の様子を見守るのを諦めて友人にその後の作業を託して帰宅していました。後で10時間ほど時間が掛かったことを知ったわけです。今までにも NTFS のパーティションを gparted で操作したことがありますが、これほどまでに時間が掛かったのははじめてでした。

翌日、再び友人宅を訪ねて残っていたデフラグの作業などを行いました。

すると嘘のように引っかかっていた動作がスムーズとなりました。やはりフラグメンテーションが多すぎたことが原因のようです。

この一連の作業でしばらく使っていなかったパソコンに ubuntu をインストールすることとなりました。この話は新しい記事として書きます。

Buffalo WHR-G300N の動作確認

いろいろと仕事を済ませて時間が出来たところで無線LANルータの WHR-G300N の動作確認を行ってみることとしました。

恐る恐る電源アダプターをつないで電源を入れてみました。DIAG の赤い LED がいつまでも点灯しているように感じました。このまま赤い LED が点灯したまま起動しないのでは?と不安が頭をよぎってゆくばかりでした。

精神的によくない時間が過ぎたのは他の LED が順次点灯しはじめたときでした。これで少し胸を撫で下ろしました。しかし安心することはできません。本当に動いているかどうかは LED の表示だけでは分からないからです。

WindosXP が入ったマシンからエアナビゲータを使って無線LANルーターを探しました。すぐに発見することができました。そして我が家のLAN環境に適応する IP アドレスを設定しました。これでウェブブラウザから本体の設定が出来るようになりました。


ウェブブラウザから無線LANルーターの WHR-G300N の設定画面にアクセスするとパスワードを尋ねてきました。これで設定画面の部分は生きていることが分かりました。ユーザー名「root」、パスワード「(空欄)」で設定画面へアクセスすることができました。取り合えず簡単に WPA2-PSK(AES) でアクセス出来るように設定をして、他のマシンの無線LANアダプターからアクセスを試みてみました。回線は開通して無事データが流れてきました。どうやら外観はかなり傷ついていますが、内部は大丈夫だったようです。

ここで恒例となった 100MB のバイナリーデータの FTP 転送での転送速度の計測を行ってみました。

最初に標準的に使用している Buffalo WLI2-PCI-G54 を使って 802.11g による転送速度を計測してみました。

電波の調子のよい時で概ね 1,800KB/s 程度でした。

かなり電波の状況がよくなったり悪くなったりするようで、パソコン側で見ても転送レートが 54Mbps から 1Mbps へ落ちたりします。そこで接続をしなおして転送レートを上げた状態で実験を繰り返す状況でした。何となく前途多難な様子でした。

なお参考として同じ無線LANアダプターを使って Linksys WRT54G と通信をしているときには 2,200KB/s はコンスタントに出ているので 802.11g での通信状況は従来からの無線LANルーターやアクセスポイントより悪い状況となっていました。

そして期待している 802.11n での実験です。これには先日入手したばかりの Sonnet ARIA EXTREME N PCI で行いました。これは Linksys WRT54G との接続でも大変よい成果を上げていた無線LANアダプターなのでとても期待して実験に取りかかりました。


無線LANルーターの Buffalo WHR-G300N の設定を確認して倍速設定が 20MHz であることを確認しました。また自動設定で 2ch になっていることも確認しました。

この状態で接続をしてパソコン側で iwconfig のコマンドで設定状況を確認してみました。よくみると IEEE 802.11bgn との表示があり 802.11n で通信可能であること知ることができました。

そして gftp を使ってバイナリデータの転送実験を行ってみました。5回計測して平均が概ね 2,900KB/s という結果となりました。この無線LANアダプタは WRT54G との間で 2,500KB/s の転送速度をマークしていただけに確かに速くはなっていますが期待したほどのものではありませんでした。ちょっとがっかりです。

次に WHR-G300N の設定を倍速の 40MHz へ変更しました。チャンネルは自動設定されていた 2ch とすると自動的に拡張チャンネルには 6ch が設定されました。とりあえずこのまま実験を行うこととしました。

5回の平均は概ね 3,000KB/s となり標準 20MHz よりも若干数値が向上するだけでした。とても倍速とは呼べないものでした。

ここで気になっていた二つのチャンネルの設定を見直してみました。今度は基本チャンネルを 3ch として、拡張チャンネルを 7ch としました。

すると他所から到来する電波の干渉が少なくなったのか数値が若干向上して約 3,100KB/s となりました。どうもこの倍速モードで運用する時には周囲の電波状況をよく確認して設定する必要がありそうです。

ここで大体の計測実験が終了したところでファームウェアのアップデートを行いました。現在は 1.61 でした。これを最新の 1.65 へ変更しました。無線LANルーターや無線LANアダプタを取り付けたマシンなどの設置位置を変更しないまま、そのまま転送実験を行いました。これでファームウェアによって転送速度の向上があるかどうかが気になるところでした。

結果は約 3,000KB/s となりました。数字的にはファームウェアのアップデートの前より若干悪くなっていますが、無線という不安定な要素での実験のためこれには差がないと判断しています。

この無線LANルーターの WHR-G300N もこれから DD-WRT 化しようと思っています。現在の状況をよく確認した上でどれほどまで性能の向上が行われるか今後行ってゆきたいと思っています。